ThorFire S70 / CREE XHP70 (CW)

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ThorFire S70 / CREE XHP70 (CW)
【ThorFire】は海外通販サイトでは以前から目にしていたブランドで、購入者のレビューを読むと高評価が多く、個人的に非常に気になっていたブランドです。

1年ほど前から日本のamazonでも複数のモデルが販売、購入出来るようになっており、この S70 も実際に購入したのは2017年の7月頃でしたが、記事を書こう書こう…と思ってるウチに年が変わってしまいました・・・(´Д` )

既に最大出力が3000ルーメンから3960ルーメンにアップした S70S がリリースされ、このS70は停産品になっているので今更感が2倍という感じですが、新型のS70S が日本の amazonでも購入出来るようになった時の参考になれば…ということで、軽めのレビューをお届けしたいと思います。

■製品HP
ThorFire Direct Official HP
ThorFire S70S
 
 

◆パッケージ

ThorFire S70 / pack.ThorFire S70 / pack. 

外装はシンプルですが、内部はしっかりと緩衝材で仕切られています。

ThorFire S70 / pack.
S70本体、スリング、予備のスイッチブーツ、Oリング、マニュアルの他に、予備のガラスフィルターまで同梱されています。

大口径の製品なので、強化ガラスとはいえフィルターが割れるリスクは必然的に高くなります。なので、予備のフィルターが付属するのは、なかなか気が利いていると思います。

◆仕様/サイズ

ThorFire S70 / spec.
ThorFire S70 / sizeThorFire S70 / size 

XHP70を搭載し、2×18650(もしくは2×26650)1列直列仕様の製品なのでそれなりのサイズになりますが、S70を大きいと感じるか否かは人によって異なると思います。

更に大きな製品を使った事があるのならば、S70をそれほど大きいとは感じないと思いますが、気軽に持ち歩く…というワケには行かないかと思います。

◆ボディ

ThorFire S70 / bodyThorFire S70 / body
ヘッド、グリップ、リアの3ピース構成。コンバットリング(シガーリング)は取り外し可能です。

ThorFire S70 / bodyThorFire S70 / body 
グリップ部分の滑り止め加工は、ピッチや深さが均一で丁寧になされています。

仕上げはHA塗装ですが、HA3塗装と明記はされていません。
ただ、廉価な製品にありがちな、塗装の強度が全く無い【なんちゃってHA塗装】ではないので、簡単に剥がれる事はありません。

◆ヘッド

ThorFire S70 / head
ThorFire S70 / headThorFire S70 / head
XHP70にOPリフの組み合わせ。
内部にホコリなどの残留は無く、LEDのセンターもキッチリと出ています。

ThorFire S70 / head
ベゼルは取り外し可能で、修理やメンテナンスを行う時はベゼルを取り外して分解できます。

ThorFire S70 / headThorFire S70 / head 

ヘッド部分の放熱フィンやスリングホールなど、ヘッド部分のCNC加工は特に手間を掛けて行っているようです。

フィンの間隔が狭く深いのでクリーニングが大変かもしれませんが、これだけしっかり刻まれていると安心です。

放熱フィンのエッジ処理(面取り加工)が甘いのが気になりますが、個人的には許容範囲内です。

ThorFire S70 / head
回路基板はロックリングでしっかりと固定され、+接点にはスプリングを備えています。

◆スイッチ

・メインスイッチ
ThorFire S70 / main switchThorFire S70 / main switch
リアのメインスイッチはフォワードクリック式で間欠点灯が可能です。

製品のサイズからして間欠点灯の可否(実用性)は重要では無いかと思いますが、ちょっと照らしたい時は便利かと思います。

・サイドスイッチ
ThorFire S70 / side switchThorFire S70 / side switch
サイドスイッチはリバースクリック式で、メインスイッチが《ON》の状態にてモード変更スイッチとして機能します。

ThorFire S70 / side switchThorFire S70 / side switch
メインスイッチが《ON》の時、すなわち通電時にはサイドスイッチが発光します。

◆電池

ThorFire S70 / battery
リアのネジ部には絶縁塗装が施されているのでリアを緩めて物理的に通電をカットできます。

ThorFire S70 / batteryThorFire S70 / batteryThorFire S70 / battery 
電池室のボア径は26650に合わせられていますが、18650用のスリーブが2個付属します。

2本の電池を1列直列にするので、電池の+極はボタントップ形状である必要があります。

◆モード

搭載モードは通常モードが4モード。

・Low:65 Lm / 90時間
・Med:320 Lm / 16時間
・Hi:1800 Lm / 3時間45」分
・Turbo:3000 Lm / 1時間15分

他に【Strobe】と【SOS】を備えていますが、各ランタイム表記は 26650 Li-ion充電池を使用した場合の数値だと思います。

モードメモリを備えているので消灯時のモードで再点灯、間欠点灯時も同じモードで点灯します。

サイドスイッチの半押しでモード変更、ダブルクリックで【Strobe】、長押しで【SOS】になります。

・ThorFire S70 / CREE XHP70 (CW) – YouTube

◆照射

●屋外照射

・白昼(立木まで67m)
Daylight / 67m
・Low – 65 Lm
ThorFire S70 / Low
・Med – 320 Lm
ThorFire S70 / Med
・Hi – 1800 Lm
ThorFire S70 / Hi
・Turbo – 3000 Lm
ThorFire S70 / Turbo
・ThorFire S70 / All mode
ThorFire S70 / All mode

●XHP70搭載機 MAX比較

・OLIGHT R50 Pro SEEKER / Turbo: 3,200 Lm
Turbo: 3,200 Lm
・FENIX TK35UE-2018 / Turbo: 3,200 Lm
Turbo : 3,200 Lm
・LUMINTOP SD75 / Hi: 4,000 Lm
Hi: 4,000 Lm
・ThorFire S70 / Turbo: 3,200 Lm
Turbo: 3,000 Lm
・MAX mode
XHP70 flashlight / Max mode 

S70はヘッド径74mmと比較的大口径の製品ですが、リフレクターの絞りが緩いので集光度合いも強くありません。

よって、遠射能力は限定されますが、そのぶん広く明るい中心光で照射できる事になります。

カタログ値でも最大照射距離が550mとなっていますが、S70は遠射系の製品ではなく、どちらかと言えば拡散系の製品になると思います。

新型のS70Sでは最大ルーメン値が3960Lmとなっていますが、リフレクター形状などに変更がなければ、配光パターンも同じになるかと思います。

搭載LEDがXHP70でありながらリミッター的な安全装置は装備していないので、最大出力で長時間使用するのは控えるべきだと思います。

ヘッド部分に刻まれた放熱フィンにより冷却が促進されるとはいえ、最大出力の3,000ルーメンは短時間に留めるのが良いと思います。

《追記:2018/03/03》
過熱防止リミッターについてのコメントを頂き確認したところ、ご指摘の通り最大点灯時には約3分で自動減光されました。お詫びして訂正いたします。(匿名様、ご指摘ありがとうございました)

◆まとめ

ThorFireの製品ラインナップやボディのデザインなどから【Convoy】や【JAXMAN】などと同様の業務形態を採っているメーカー(ブランド)なのかも?(※個人の想像です)

このS70についての感想は価格対性能比、製品クオリティとも高く、XHP70搭載機種としてはお買い得な製品だったと思います。

粗探していくと放熱フィンの面取りなどに少々甘さも見受けられますが、制御回路や光学部などは妥協せず、しっかりと作られているので不安はまったく感じません。点灯時は勿論ですがモード変更などの動作も安定していて、なかなか優秀な製品だと思います。

大光量の大型製品でありながら、これといって突出した特徴の無いのも事実で、使いやすい製品ではあるのですがライトマニアが泣いて喜ぶようなマニアックな製品ではないのは確かです。

マニアックな製品は望んでいないけど、確実に動作する高品質な明るいライトが欲しい…ThorFire S70/S70S は、そんな欲求に応えてくれる製品だと思います。
 
 

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ThorFire S70 / CREE XHP70 (CW) への1件のコメント

  1. 匿名 より:

    リミッター 付いてますよ
    Turboモードで点灯後、約3分で減光します。

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