OLIGHT X7R Marauder / CREE XHP70 x3 (CW)

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OLIGHT X7R MARAUDER / CREE XHP70 x3 (CW)
OLIGHT社製品のモデル名には一定の命名規則があり、モデル名に【R】が付いた製品は充電機能付きの製品となります。Max:9000ルーメンの出力を持つ X7 に充電機能が追加されて X7R …非常に判りやすいデス。

更に X7 から最大出力が 3,000ルーメン出力がアップしMax:12,000ルーメンとなった X7R。
数値上は9.000から12,000になっても、実際に照射した場合に3,000ルーメンの差がどんな感じになるのか?・・・正直、照射してみるまでは上手くイメージできませんでした。

漠然と 『きっと、明るいだろうなぁ・・・』 とは思っていましたが、

『33.333333…%増しの光束値なら別次元と感じる程ではないかも?』

『いやいや、12,000だよ!? 大台を2,000も超えてるんだよ!?』

・・・と、モヤモヤ感が満載でした。

気になり始めると試さずにはいられなくなる性分なので、amazon の Olight® Direct JP で X7R をポチ。

X7R には、これまでの製品には無かった色々な機能(試み)が盛り込まれているので、それらも含めて OLIGHT X7R のレビューをお届けします。

■製品HP
OLIGHT Official WEB site – olightworld.com
OLIGHT X7R Marauder – olightworld.com
OLIGHT X7 Marauder – amazon.co.jp
Olight® Direct JP – amazon.co.jp
 

■関連記事
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◆パッケージ

OLIGHT X7R MARAUDER / pack.
フィルムでシュリンクされた紙製の化粧箱。
箱のサイズは【X7】とまったく同じです。

OLIGHT X7R MARAUDER / pack.OLIGHT X7R MARAUDER / pack.OLIGHT X7R MARAUDER / pack. 
パッケージ表面には【12000】の数字が 『ドーン!』、裏面には主要諸元がプリントされています。
X7などと同様に横から 『ガバッ!』 って感じで開きます。

OLIGHT X7R MARAUDER / pack.OLIGHT X7R MARAUDER / pack.
OLIGHT X7R MARAUDER / pack.
本体以外の付属品は小箱に全て収められています。
X7R本体以外は、ホルスター、AC/DCアダプター(5V・4A出力)、USB充電ケーブル(Type-C)、パラコード・ランヤード、多言語マニュアル(日本語対応)となっています。

OLIGHT X7R MARAUDER / holsterOLIGHT X7R MARAUDER / holsterOLIGHT X7R MARAUDER / holster 
ホルスターのベルトループ部分は、青色の“しつけ糸”を解くと幅広のベルトにも対応できるようになります。

◆仕様/サイズ

OLIGHT X7R MARAUDER / spec.OLIGHT X7R MARAUDER / size 
防水性能がIPX7レベルですが、これは後述する充電ポートの構造によるものと思われます。doorman自身はX7Rを水中で使う事は有りませんし、IPX7なら悪天候下でも充分安心して使える防水性能なのでデメリットとは考えていません。

・X7/X7R比較

OLIGHT X7 / X7R
OLIGHT X7 / X7ROLIGHT X7 / X7R
OLIGHT X7 / X7ROLIGHT X7 / X7R 
グリップ部分の意匠が異なるのでX7Rの方が太く見えるかもしれませんが、X7とX7Rの各部の寸法や重さは殆ど同じです。

テールスイッチタイプのライトになると、縦スリットのみの滑り止めは効果が期待できず相性も良くないのですが、X7Rはサイドスイッチのみのライトなので不都合は感じません。

◆ボディ

OLIGHT X7R MARAUDER / bodyOLIGHT X7R MARAUDER / body
OLIGHT X7R MARAUDER / bodyOLIGHT X7R MARAUDER / bodyOLIGHT X7R MARAUDER / body 
デザインについては好みがあるので難しいのですが、見慣れたスクエアグリッドに変わって新たに採用された縦スリットが新鮮に感じられ、X7よりソリッド感が増した感じです。

OLIGHT X7R MARAUDER / bodyOLIGHT X7R MARAUDER / body 
スイッチ面と反対側にはフィンガーチャンネルが施され、ライトを保持しやすくなっています。
X7/X7Rともそれほどグリップ径は太くないのですが、フィンガーチャンネルの有無で握った時の感触・印象が変わります。

・格納式ランヤードホール

OLIGHT X7R MARAUDER / lanyardOLIGHT X7R MARAUDER / lanyardOLIGHT X7R MARAUDER / lanyard
X7にはランヤードを取り付ける箇所がありませんでしたが、X7Rには格納式のランヤードホールが装備されています。手袋をしていると引き出すのに少々手間取りますが、ネイルマークが刻まれているので素手なら簡単に操作できます。

OLIGHT X7R MARAUDER / lanyard耐荷重が少しオーバーしていますが、NITEIZEの小型樹脂製Sビナを取り付けて運用するつもりです。

◆ヘッド/LED

OLIGHT X7R MARAUDER / headOLIGHT X7R MARAUDER / head
OLIGHT X7R MARAUDER / headOLIGHT X7R MARAUDER / head 
ヘッド廻りのデザインはX7をそのまま継承しています。
搭載LEDはXHP70、リフレクターの形状・深さもX7から大きな変化はありません。
発光画像はありませんが、先端のOリングは蓄光になっています。

・近接過熱防止センサー

OLIGHT X7R MARAUDER / heat protection sensorX7/X7Rに限らず、XHP50やXHP70を搭載した製品は放出される熱もかなりのモノで、うっかりヘッドの近くにプラスチックを置いたまま最大出力で点灯していたらプラスチックが溶けた…とか、点灯したままベゼルを下にして放置したら故障した…という事例を耳にします。

そんな“不慮の事故”を防止するのがX7Rに搭載された近接感知センサーで、点灯中にヘッド部分の温度を監視し、遮蔽物により温度が急上昇すると、安全な出力まで自動で出力を落とす機構が搭載されています。

遮蔽物との距離ではなく、温度異常により作動するので不意に減光するような事はありません。
従来のタイマーによる自動減光機能と併せて、より安全に高出力で運用できるようになったと思います。

◆スイッチ

OLIGHT X7R MARAUDER / switchOLIGHT X7R MARAUDER / switch
スイッチ廻りの基本デザインはX7から変わっていませんが、ボタントップが2色になりOLIGHT社のロゴマークが半透明の乳白色で白抜きされ、ハッキリと目立つようになりました。

また、ボタントップ部分は従来のプックリと盛り上がったR形状ではなく、スリ鉢状に少し凹んでいます。
スイッチの操作感がX7より固め(…というかクリック感がハッキリしています)なので、最初はミスクリックする事が多かったのですがスグに慣れました。

最近のSシリーズなどは、比較的軽めの操作感ですが、従来のOLIGHT社製サイドスイッチとは全く異なる操作感なので最初は戸惑うかもしれません。スイッチトップの形状や素材の影響もあると思いますが、後述する電池仕様や熱との関係で、限りなく誤点灯をゼロにするための工夫かと思います。

・センサー連動電池残量インジケーター

OLIGHT X7R MARAUDER / battery indicator点灯中や消灯時にライトを動かすと内蔵されたセンサーが動きを感知し、スイッチ部分のインジケーターが約3秒間明滅(ブレス発光)して電池残量を知らせてくれます。

消灯時でもロックアウトモード時にはインジケーターは点灯しません。
消灯時にライトを動かしてインジケーターが明滅したら、それはロックアウト状態ではないというサインにもなるので便利な機能です。

簡単に電池を交換できないX7Rですが、それだけに電池残量の把握が容易であることは、安心感や使い勝手を向上させる意味で重要なことだと思います。

◆電池

X7Rの電池は最初から本体に組み込まれていてユーザーによる電池交換は不可となっています。

この仕様については賛否両論あるかと思いますが、ユーザーの使用する電池によって 『Turbo-Sにならない!』 など、電池に起因するトラブルやクレームは限りなくゼロになると思います。それにしっかりと充電してあれば、誰が使ってもMax:12,000ルーメンで照射できるのは大きなポイントです。

内蔵電池の仕様について正式なアナウンスが無いので想像の域を出ませんが、X7とセット販売されている純正電池より放電性能が高く、容量的には同じか、少し増えているのでは…と、考えています。(あくまで個人の想像です)

◆充電

OLIGHT X7R MARAUDER / charging portOLIGHT X7R MARAUDER / charging portOLIGHT X7R MARAUDER / charging port
X7Rの充電ポートはリア(テール)ボトムに存在し、USBコネクタ規格はアップル製品で多く採用されている USB Type-C になっています。
リアキャップ全体を左に回すとシャッターが開き、充電ポートが露出するようになっています。

OLIGHT X7R MARAUDER / USB Type-COLIGHT X7R MARAUDER / USB Type-COLIGHT X7R MARAUDER / USB Type-C
USB充電ケーブルもコネクタ形状に合わせて、一般的な USB-A → micro-USB ではなく、USB-A → USB Type-C となっています。

USBコネクタ規格の中でも挿し込む方向を気にしなくて良い Type-C が一番使いやすいと個人的に思っているのですが、暗闇の中で使う事の多いライトというツールと方向に関係無く使える Type-C の相性は非常に良いと思います。

・充電インジケーター

OLIGHT X7R MARAUDER / charging indicatorOLIGHT X7R MARAUDER / charging indicatorOLIGHT X7R MARAUDER / charging indicator
充電開始・充電中はポート部分が赤く発光し、充電が完了すると緑に変化します。
充電エラーが発生すると赤で点滅します。
充電インジケーターは明るくないので、明るい場所ではリア部分を手で覆ってインジケーターを確認する必要があります。明るい場所でのインジケーターの視認性をもう少し上げて欲しいです。

空の状態から満充電にするまでの時間は、およそ4.5時間のようです。(OLIGHT社HP Q&Aより)

ちなみにリア部分のUSBアイコン付近にある3つのインジケーターらしきものは発光しません。何の為に存在するのかは不明ですが(ガス抜き?)、シャッターを開ける・閉めるの動作と連動して電池残量に応じて発光したりすると楽しいかなぁ・・・などと妄想しております。

◆モード

・X7R モード一覧
OLIGHT X7R MARAUDER / mode
搭載モードは上の通りです。
やはり【Turbo-S】の12,000ルーメンが目を惹きます。

・X7 モード一覧
OLIGHT X7R MARAUDER / mode
上はX7のモード一覧ですが、X7とX7Rを比較するとルーメン値が同じなのにX7Rのランタイムが若干短くなっているモードがあります。明るさを優先するか、それともランタイムを重視するか・・・なかなか悩ましいトコロであります。(サイドアーム的な単セル仕様のライトとX7Rを組み合わせれば問題解決ですネ♪)

ロックアウト設定、モード変更、モードメモリなどの操作はX7と同じで、他のOLIGHT Sシリーズとほぼ同じオペレーションなので混乱することはありません。

※最小出力のモード名称は、そのルーメン値によって【Moonlight】と【Nightlight】に分けられていますが、どちらも特別な機能があるわけではありません。
 

■消灯時
・スイッチの長押しで最小モードの【Nightlight】で点灯
・【Nightlight】で点灯を開始し、そのまま【Nightlight】で消灯すると、次回はシングルクリックで【Nightlight】で点灯を開始します。
・【Nightlight】で点灯後、さらに長押しすると【Lock-out】に設定されます
・【Lock-out】設定中にスイッチをクリックすると本体が1回点滅します
・【Lock-out】を解除するにはスイッチを長押しします。1回点滅後、更に長押しを続けると【Nightlight】で再点灯します。再点灯を開始した時点で【Lock-out】は解除されています。
 

■点灯時
・スイッチの長押しでモード変更を行います
・【NightLight】で点灯を開始すると【NightLight】→【Low】→【Med】→【Hi】→【Low】…の順でモードが変わりますが、再び【NightLight】には戻らず、以降は【Low】→【Med】→【Hi】→【Low】…のサイクルを繰り返します。
 

■Turbo/Turbo-S/Strobe
・【Turbo】は消灯時・点灯時に関係無くスイッチのダブルクリックで発動します。
・【Turbo-S】は【Turbo】点灯時に更にスイッチをダブルクリックします。
・【Strobe】は消灯時・点灯時ともスイッチの連続3回クリックで発動します。

・どのモードで点灯していてもスイッチのシングルクリックで消灯します。
・消灯時のモードを記憶し、再点灯時には記憶されたモードで再点灯します。
 ※消灯時の長押し、およびロックアウト解除時を除く
 ※ストロボ、ターボはメモリーされません
 

・OLIGHT X7R MARAUDER / CREE XHP70 x3 [CW] – YouTube

 

◆照射

・Nightlight – 10 Lm

OLIGHT X7R MARAUDER / nightlight

・演色比較

・18w 蛍光灯
OLIGHT X7R MARAUDER / 蛍光灯 18W 昼白色
・MANKER MK34
MANKER MK34 / XP-G3
・OLIGHT R50 PRO SEEKER
OLIGHT R50 PRO SEEKER / XHP70
・OLIGHT X7 Marauder
OLIGHT X7 MARAUDER / XHP70
・OLIGHT X7R Marauder
OLIGHT X7R MARAUDER / XHP70 

・屋外照射

・白昼(中央立木まで67m)
OLIGHT X7R MARAUDER / Daylight
・Nightlight – 10 Lm
OLIGHT X7R MARAUDER / Nightlight
・Low – 500 Lm
OLIGHT X7R MARAUDER / Low
・Med – 1000 Lm
OLIGHT X7R MARAUDER / Med
・Hi – 3000 Lm
OLIGHT X7R MARAUDER / Hi
・Turbo – 7000 Lm
OLIGHT X7R MARAUDER / Turbo
・Turbo-S – 12000 Lm
OLIGHT X7R MARAUDER / Turbo-S
・OLIGHT X7R All-mode
OLIGHT X7R MARAUDER / All mode 

・MK34/X7/X7R比較

・Moonlight / Nightlight 比較
MANKRT MK34 / MoonlightOLIGHT X7 MARAUDER / NightlightOLIGHT X7R MARAUDER / NightlightOLIGHT X7R MARAUDER / All mode
・Low 比較
MANKRT MK34 / Med 1OLIGHT X7 MARAUDER / LowOLIGHT X7R MARAUDER / LowOLIGHT X7R MARAUDER / All mode
・Med 比較
MANKRT MK34 / Med 2OLIGHT X7 MARAUDER / MedOLIGHT X7R MARAUDER / MedOLIGHT X7R MARAUDER / All mode
・Hi 比較
MANKRT MK34 / HiOLIGHT X7 MARAUDER / HiOLIGHT X7R MARAUDER / HiOLIGHT X7R MARAUDER / All mode
・Turbo 比較
MANKRT MK34 / TurboOLIGHT X7 MARAUDER / TurboOLIGHT X7R MARAUDER / TurboOLIGHT X7R MARAUDER / All mode
・Turbo-S 比較
MANKRT MK34 / TurboOLIGHT X7 MARAUDER / Turbo-SOLIGHT X7R MARAUDER / Turbo-SOLIGHT X7R MARAUDER / All mode 

X7とX7Rはどちらも同じXHP70を搭載していますが、自分の所有する個体ではX7Rの方が少し色温度が低く、暖色寄りの光色になっています。LEDの個体差の可能性があるので、すべてのX7Rが同じ暖色寄りになるかは不明ですが、個人的にはX7Rの方が好みだったりします。

明るさに関しては文句の付けようがなく、【12,000】では地面の反射光が凄くて広範囲が完全に白飛び状態になっています。

今回、リングアダプターを装着したまま撮影してしまったので上部隅にケラレが出てしまったのですが、地面の反射光が更にリングアダプターに反射するほどの強い反射光です。

配光については、X7とX7Rで変化は無く、双方とも超拡散系のFloodな配光となっています。

Turbo-S の【9,000】と【12,000】の比較では、X7Rは立木の上部までしっかりと照らせほどの明るさで、現場でも数値差以上に明るく感じました。

照タイム画像は、ユーザーの視点で照射状態がわかるようにいつも撮影していますが、遠方から観るとナイター試合をしている球場のように、辺り一帯が発光しているように見えるのかもしれませんネ。。。(゚ー゚*)。oO

◆まとめ

OLIGHT X7R の明るさについては【凄まじい】の一言ですが、X7Rの魅力は明るさだけでなく、数々の新しく搭載された機能にもあると思います。

どの機能についても、大出力製品を快適かつ安全に使用する為の機能であり、特に熱対策やビルトイン電池仕様に合わせた工夫が施され、新機能と出力が上手く噛み合いミックス・アップしている印象を受けました。

正直、ビルトイン電池の仕様については、高額な製品だけに抵抗がありましたが、実際に使ってみると各セルの電圧管理から開放されて運用がすごく楽で快適です。

考えてみたら、充電機能を備えた製品にて電池を入れっぱなしにして充電を繰り返すのと同じで、電池交換が出来ないのをどう捉えるか…が鍵になるかと思います。

充放電回数や経年による電池性能の低下については気になるところですが、保証が切れる5年後を待たずに次の・・・ ←※オイw

まぁ、故障したらその時にはメーカー修理に出すか、無保証になるのを覚悟した上で自分で修理するか…その時になったらまた考えれば良いかなぁ…と思っています。

明るさだけがフラッシュライトの魅力ではありませんが、明るいライトはやはり楽しいですし、頼もしい存在ではないでしょうか?

本日現在、amazon Olight® Direct JP にて、X7 + 4*18650 + 充電器のキット製品とX7Rとの価格差が¥7,000弱…X7Rの新機能はどれも便利ですし、大台超えの性能も魅力…実に悩ましいトコロですが、既に充電器や18650を所有しているのであれば、迷わずX7Rを選択することをお薦めします。
 

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