COLEMETER 高精度レーザー距離計【40m】

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COLEMETER 高精度レーザー距離計:40m寸法を測定するには色々な方法があり、測定対象のサイズや距離に合わせてツールを使い分けていると思います。

コンマ数ミリまで測定する必要があればマイクロメーターやノギスを使いますし、数メートル、数十メートルの距離ならコンベックスや巻き尺、数百メートルやキロメートル単位になると歩きながら測るロードメジャーや航空測量、更に大規模になると衛星を利用したGPS測量などなど…要求される精度や規模によって計測方法を変える必要が出て来ます。

今回ご紹介する COLEMETER 高精度レーザー距離計【40m】amazon / SellecTop JPさんで購入しましたが、商品タイトルどおり最大測定距離:40m/公称誤差【±2.0mm】のレーザー距離計です。

同種の製品で【±1.0mm】の性能を持つ製品も販売されていますが、価格対性能比のバランスがとれていて小規模な工事や個人レベルのDIYに丁度良い距離計だと思います。
 

え?照タイムの撮影用かって・・・?

いえいえ、これはDIYというか、家屋の改修・改装の寸法測定に使うのですョ。。。(^^;
配光や演色比較撮影時の際に使えなくもないですが、50cm程度の距離ですし距離もアバウトでOKなので、それらはスケールでも充分間に合います。

照タイムだと数十メートルから数百メートルレンジの測定が必要になるので、冒頭で述べた通り測定方法を変える必要があり、それには以前に紹介した同じ COLEMETER ブランドのレーザー距離計:5-900M が適しています。

日本語の操作マニュアルが付属するので誰でも簡単に使いこなせますが、マニュアルの説明では少々分かりづらい部分もあるので、その辺りを重点的に解説&レビューしたいと思います。
 

◆パッケージ

COLEMETER レーザー距離計:40m / pack.
COLEMETER レーザー距離計:40m / pack.COLEMETER レーザー距離計:40m / pack.COLEMETER レーザー距離計:40m / pack.COLEMETER レーザー距離計:40m / pack.
COLEMETER レーザー距離計:40m / pack.
紙製の箱に、本体、ストラップ、ポーチ、マニュアル(3冊)が納められています。
※テスト用電池(単4×2)は付属していません。

◆ボディ

COLEMETER レーザー距離計:40m / bodyCOLEMETER レーザー距離計:40m / size
サイズは携帯電話より一回り大きくスマホより少し小さい程度です。
厚みはありますが軽量なので携行するにも負担は全く感じません。

COLEMETER レーザー距離計:40m / ボタン配列COLEMETER レーザー距離計:40m / 底部・ストラップ穴COLEMETER レーザー距離計:40m / 水準器COLEMETER レーザー距離計:40m / 側面
ボタン部分には全てゴムコーティングされていてボタン操作時に滑りにくくなっています。
ストラップ穴と気泡管(水準器)は片側にまとめられています。

距離計を立てて計測する場合、気泡管が1箇所だけなので距離計自体の倒れをチェックできません。その場合は小型の水平器などを使って機器の傾きをチェックすると良いでしょう。

COLEMETER レーザー距離計:40m / 先端部COLEMETER レーザー距離計:40m / 先端部
先端部にはレーザー射出口、読み取り装置、レンズが配置されています。

COLEMETER レーザー距離計:40m / 電池COLEMETER レーザー距離計:40m / 電池
電池は単四(AAA)が2本必要です。
アルカリ乾電池の他にエネループなどのNi-MH充電池も使用できます。

COLEMETER レーザー距離計:40m / 三脚穴:W1/4COLEMETER レーザー距離計:40m / 三脚穴:W1/4
底部にはW1/4インチ規格の三脚穴を備えているので三脚を使った測定も可能です。

◆計測

一通りの操作を動画にしたのでご覧下さい。
・COLEMETER:多機能・高精度レーザー距離計 【40m】

 

COLEMETER レーザー距離計:40m / 計測COLEMETER レーザー距離計:40m / 電源ON:LCDチェックCOLEMETER レーザー距離計:40m / 電源ON:スタンバイ
電源ボタンを押すとLCDチェックが行われますが、表示されるアイコンの機能を全て搭載してはいません。上位機種、もしくは互換機種と部品を共通化することで製品開発期間の短縮やコストダウンが可能になっているんですね…。

■基準点

COLEMETER レーザー距離計:40m / 基準点:底部(デフォルト)COLEMETER レーザー距離計:40m / 基準点:先端COLEMETER レーザー距離計:40m / 基準点:中央
このモデルでは基準点を機器の先端・中央・底部(最後尾)に設定することができます。
※デフォルトの基準点は底部

私の個体では基準点を中央に設定した場合、裏面の三脚ネジ穴の中心が基準点ではありません。三脚を使って測量する場合に三脚の中央と距離計の基準点に誤差が生じることになるので要注意です。

■通常計測

COLEMETER レーザー距離計:40m / 計測:レーザー照射COLEMETER レーザー距離計:40m / 計測:レーザー照射
電源ONの状態で【MEAS】ボタンを押すとレーザーが射出され、レーザー照射中はLCDのレーザーアイコンが点滅します。失明の危険があるのでレーザー照射中は先端部分を覗き込むのは厳禁です。

COLEMETER レーザー距離計:40m / 計測結果表示COLEMETER レーザー距離計:40m / 最大表示件数
測定結果は瞬時に表示されLCDには4本の最新計測値が表示されます。

■メモリー機能

最新の計測値は4本まで表示されますが4本を超えると古い計測結果から順に表示が消え、電源がOFFになると計測結果は消えてしまいます。

そんな時に必要になるのが測定値を記憶させるメモリー機能ですが、本機もメモリー機能を備えています。
COLEMETER レーザー距離計:40m / メモリー機能ここでは、最新の計測値である【0.204m】をメモリーに登録してみます。
 
 
COLEMETER レーザー距離計:40m / メモリー機能COLEMETER レーザー距離計:40m / メモリー機能COLEMETER レーザー距離計:40m / メモリー機能1.計測結果を表示させたまま【メモリーボタン】を長押しします。

2.[—] が表示された後に登録No.である [001] が表示されます。
※以降、追加登録する度にNo.が増えていきます
※メモリー登録後に引き続き計測することも可能で、それまでの計測結果もLCDに表示されたままになります。

3. メモリーを呼び出すには【メモリーボタン】を1回押します。
※呼び出す登録No.を変更するには【+】/【-】ボタンを使います。
※メモリーを呼び出すと他の計測結果は消えてしまいます。
 

COLEMETER レーザー距離計:40m / メモリー機能
再度計測を開始すると【0.000m】に表示が切り替わります。

COLEMETER レーザー距離計:40m / メモリー機能COLEMETER レーザー距離計:40m / メモリー機能COLEMETER レーザー距離計:40m / メモリー機能
先の手順と同じ手順でメモリー登録すると自動で登録No.が [002] になります。

COLEMETER レーザー距離計:40m / メモリー機能COLEMETER レーザー距離計:40m / メモリー機能
登録したメモリーを消去するには消去対象の登録No.(測定記録)が表示された状態で【CLEAR/OFF】ボタンを1回押します。この時、消去確認のメッセージなどは表示されず、当該No.のメモリーは即消去されます。

古い登録値が消去されると自動でメモリーNo.が繰り上がります。

※当然ですが電源をOFFにしてもメモリーの値は保持されたままなので安心です。

■面積・体積計測

COLEMETER レーザー距離計:40m / 面積計測COLEMETER レーザー距離計:40m / 体積計測
四角形の面積、立方体の体積を自動算出する機能です。
各測定時にアイコンが変化します。

■ピタゴラス(三角計測)

ピタゴラスは三平方の定理を使って距離を自動計算する機能です。

COLEMETER レーザー距離計:40m / 三角計測2辺計測は
・直角三角形のA-C間、A-B間を計測してB-C間の距離(垂直線)を自動算出
・直角三角形のB-C間、A-B間を計測してA-C間の距離(斜辺)を自動算出
の2種類が可能になっています。
※各辺の計測時に測定対象部分が点滅します

検算してみると、ちゃんと a2 + b2 = c2 になっている(成立している)ハズです。

COLEMETER レーザー距離計:40m / 三角計測COLEMETER レーザー距離計:40m / 三角計測
他にも線分の自動算出機能を備えています。

角度の算出機能は備えていませんが、後で計測値から逆算する事で求められます。
直角を出すのであれば 3:4:5 でOKですし、1:2:√3 なら 30°と60°、1:1:√2 で45°の角度を決める事も簡単にできます。

とかナンとかエラそうな事をのたまっておりますが、過去に平板測量にて測定誤差20%以上という歴代ワースト記録を叩き出したのはこの文章を書いているそのヒトです・・・失敗はヒトを成長させるんですナ・・・(違

■連続計測(最大/最小)

COLEMETER レーザー距離計:40m / 連続計測
電源ONの状態で【MEAS】ボタンを長押しすると連続計測モードになります。
モード解除するまで連続で計測を行い、最大値/最小値がLCDに表示されます。

■計測エラー

COLEMETER レーザー距離計:40m / 計測エラー
機器の限界を超えた測定をした場合や三角計測などで短辺/長辺の関係が破綻している場合にはLCDに【Err】が表示されます。※各エラーコードについてはマニュアルを参照してください。
 
 

◆まとめ

以前にもこの手のレーザー距離計を使ったことはあるのですが、やはり便利ですねぇ~♪

ピタゴラス機能を使って測定をする際には、常に基準点に注意する必要がありますが、調べてみるとこのタイプの距離は大体同じ仕様になっています。厳密な寸法や角度測定が必要であれば、高級一眼レフと同じ価格のデジタルセオドライト(トランシット)やレベルを使うべきだと思います。

ただ、本体のタテとヨコの部分に機器のセンターを示すマーキングが振ってあればピタゴラス機能も使いやすく、より正確な測定が出来るかと思います。

でもまぁソレはユーザーでも出来ますし、測定結果や本来の機能に悪影響を及ぼさない範囲で手を加えて自分が使いやすいように工夫するのも大切なので機会をみて実行したいと思います。

業務内容や用途によっては更に高精度が要求されると思いますが、先述の通り小規模な工事や個人レベルのDIYであれば充分です。

測定可能距離が最大40mならば10階建てマンションの高さに匹敵するので、よほど大きな邸宅でも無い限り40mで間に合うのではないでしょうか?

巻き尺(コンベックス)でも5m、10mぐらいまではナンとか計測できますが、スケールが捻れたり曲がったりして正確な測定をするのに結構な手間が掛かってしまいます。

コンベックスで垂直距離、例えば天井高を測ろうとすると 『ガシャン!』 という音と共にスケールが折れ曲がって、『ハイ、やり直しィ…(´Д` ) 』 って事が多々あるのですが、その点このレーザー距離計ならボタンひとつで瞬時に測定できます。

また、二人以上でないと測定できない場所の寸法もこの距離計で簡単に測定できちゃったりしますし、本体に測定結果を記録保存できるので筆記による記録とあとでスリ合わせて確認・検証する事も可能です。

気泡管式の水準計で水平を見ることも出来ますが、この距離計なら床の不陸も具体的な数値として表示・把握できて作業が捗ります。

昔に比べたら個人でも購入しやすい価格まで下がって来ていて微妙な距離や場所を何度も測定する手間をコストに換算したら充分元は取れると判断しました。

もし10mクラスのコンベックスを新たに購入するなら、少し予算を足すだけで快適に作業できる環境が手に入るので検討してみては如何でしょう?

このレーザー距離計を使えば即プロのような仕事ができるワケではありませんが、【測定】という極めて基本的かつ重要な作業が簡単にこなせるのは間違いありません。

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